多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズ

機器写真

通常の保険適応の眼内レンズは単焦点レンズで、遠方か近方のどちらかにしかピントが合いません。遠方を選択した場合は老眼鏡が近方を選択した場合は遠用のメガネが術後に必要となります。多焦点(2焦点)眼内レンズでは遠方と近方の2つに焦点が合うため、両方とも見ることができ、個人差はありますが多くの場合は術後のメガネの装用を減らす事が可能です。ただし、健康保険が適用されないため、治療費は全額自費になります。

3焦点眼内レンズ

 

現在、主流となっているのは3焦点眼内レンズです。2焦点では中間が見にくいという弱点を補うために遠方と近方に加えて、中間も見ることができますが、当院ではさらに高品質の5焦点眼内レンズを主に取り扱っています。

5焦点眼内レンズ(INTENSITY)

インテンシティ(INTENSITY)は、イスラエルのHanita Lenses社が製造した眼内レンズで、5つの焦点(5m・133cm・80cm・60cm・40cm)にピントを合わせることができる5焦点眼内レンズです。遠方から手前40㎝まで途切れることなくスムーズに見ることが出来ます。

圧倒的に光のエネルギーロスが少なくなっており、従来の3焦点眼内レンズに比べて術後コントラストの上昇や術後ハロー・グレア(光のにじみや眩しさ)の減少といった従来よりもプレミアムな多焦点眼内レンズとなっています。

 

多焦点眼内レンズは年々進化しています。当院では多焦点を希望される患者様で、レンズの規格が目に合う患者様には5焦点を使用しています。一般的には3焦点と比較して5焦点の方が高価格になりますが、しばらくは5焦点でも3焦点と同じ据え置き価格で対応させて頂いております。(ただし、納入価の上昇、輸送コストの増大により、今後値上げさせて頂く場合があります)。

5焦点眼内レンズ価格(片眼) 乱視なし 46万円 乱視あり 51万円

※上記費用は税込みです。手術費用、レンズ費用と術後の診察・お薬代が含まれています。